2013/12/13

2台チェンバロのコンサート

 8日の日曜日は、チェンバロ2台のコンサートでした。会場になった、松本記念音楽迎賓館はとても素敵で、サロン内は木の造り。40-50人ほど入るスペースからは日本庭園と紅葉が見えるし、お客様と楽器の距離も近く、温かい空間でした。チェンバロはこういう場所で演奏するのが、最高に贅沢なことです。きっと、バロック時代の貴族も、このように身近で音楽に接して楽しんでいたのではないかしら、と思える会場でした。



さて、2台の楽器はこんな風に並べました↑。奥は久保田彰さんの風景画2段フレミッシュ。手前は安達正浩さんの2段フレンチタイプです。曲目はバッハ、ソレールから、フランス近代、そして現代まで。国も6カ国を巡る、インターナショナルな(?!)プログラムに挑戦したのでした。お相手の真実ちゃんとは気が合い、準備から本番までとても楽しかった。またぜひ一緒に演奏したいです。2人ともチェンバロなぞ弾いているので、お嬢様に(気取っているように)見られることが多いのですが、実はさっぱりした性格なんですよ。終演後は、記念館内のレセプションルームにて、親睦会も行いました。普段はお客様とお話しする時間がないので、ゆっくりした時間を持ててよかったです。


これは、その時頂いたプレゼント。
もうすぐクリスマス、という感じがします。


とても嬉しいです。お越しくださった皆様、どうもありがとうございました!