2015/03/19

動物に囲まれて

先日、国立科学博物館で演奏してきました。
東京・春・音楽祭のプレイベントです!
 ここは地球館という建物の中です。背面はガラス、そして天井には恐竜の骨が…!不思議な空間でしょう。館内の動物の剥製や、昆虫の標本は本当にリアルでした。この空気に感化されたのか、私の演奏した「アリ」という曲は、とても気分よく弾けました(超絶技巧の曲なので内心ドキドキでした)。面白い曲ですね!とお客様が喜んで下さっていましたよ。チェンバロは、やはりこうやって身近で聴いて頂くのがベストです。演奏者の息づかいを一緒に感じ取っていただけると、お客様に曲の楽しさがより伝わるのではないかしら。またこういう場所(サロンや美術館、博物館)で演奏できたら、いいな。


 さて、来週はいよいよ浜松で本番です。今度は電子チェンバロをフルに使ったコンサート。バロックからロマン派まで一晩で弾きます。今月は全く休みなしでハードですが…倒れていられない。がんばります!




2015/03/14

響ホール

5日〜7日に北九州に行ってまいりました。
今回の共演は三宮正満(オーボエ)と響ホール室内合奏団の皆さんでした。


 プログラムは、四季の「春」やオーボエ協奏曲4曲、弦楽合奏曲など。本番の2日前から現地入りしてリハーサルをしたので、準備にたっぷりと時間がかけられ、贅沢なことでした。初めて共演する弦楽の皆さんとは、スピード感やリズムの感じ方が同じ方向にまとまり、徐々に息が合ってくるのがわかりました。オーボエソリストの三宮(夫)は、色々な時代の楽器(バロック、ロマン派、ウインナ、モダン)を4本を吹きこなし、その違いを鮮やかに披露していました。一晩で、一気にこれだけ聞けるのは、面白いコンサートだったと思います。

 上の写真にある「犬」の紙は、本番で使ったもの。四季の「春」には犬の鳴き声が出てくるからです。これを、ぶっつけ本番で舞台に出しきて、メンバーをびっくりさせたという、ちょっとしたイタズラなのでした。むふふ。こういうのは盛り上がりますね!イタズラ大好きなのはチェロのK.Rさんです。

こちらはバス(通奏低音)チーム。





 現地に滞在している間、現地の方との良き出会いがあり、また美味しいお魚やお料理をたくさん御馳走になりました。合奏団の皆さんとも、練習の合間にお話できて、楽しかったです。ありがとうございました!



2015/03/04

鹿児島でコンサート

4月26日(日)に鹿児島の国際音楽ホールでチェンバロリサイタルをします。詳細をお知らせします。お近くの方は、ぜひ聴きにいらしてください。

http://miyama-conseru.or.jp/event/%E6%B0%B4%E6%B0%B8%E7%89%A7%E5%AD%90%E3%80%80%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AB/

今年は、嬉しいことに3回九州へ行くことになりそうです!