2016/12/28

クリスマス→年末

24日は、私の主宰する音楽教室のお子さんたちとクリスマス会をしていました。


歌をうたったり、連弾したり、ケーキを食べたり。楽しいクリスマスでした!ウチにもサンタさんがやって来たし。・・・とそこまでは順調でしたが、その後息子が熱をだしそれがインフルエンザと判明。その翌日には私も感染してしまいましたーー。。というわけで、病気の年末です。でも、大分回復したので、明日くらいからは年賀状を書きます。

今年お世話になりました方々、コンサートに来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。よき年をお迎えください。








2016/12/07

東大演奏会など

すっかりブログ更新が滞ってしまいました。
ブログを訪れて下さった方、ごめんなさい。。


まずは先週のコンサートからご報告します。
11月30日に、東京大学の駒場キャンパスで演奏してまいりました。

左から、東大のHermann Gottschewski 先生、川中子義勝先生、
私、共演して下さったリコーダーの向江昭雅さんです。


お教室で演奏しましたが、よく響くので心地よい空間でした。
前半17世紀、後半18世紀、と思いっきりバロックを楽しめる
プログラムでしたが、デュオなのでなかなかハードでもありました。
向江さんのリコーダーは感情豊かで、美しかったです。

下は打ち上げの席にて。東大の中にある美味しいレストランで
和やかなひと時を過ごしました。

右に写っていらっしゃる、ゴチェフスキ先生は音楽学の先生でもあり、私の恩師、Robert  Hill 先生とフライブルクで一緒に授業や研究をなさっていたそうです。しかもフライブルク生まれだそうで・・大変驚きました。フライブルク繋がりのお話ができて、嬉しかったです。

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さて、こちらは10月末の札幌での演奏の様子。
写真をおくっていただいたので載せます。

北海道医師会からお招き頂いたのですが、その祝宴に
全国のお医者様が集まりました。


乾杯の前に演奏させていただきました。



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さて、もうひとつ新しい話題。


先週、ようやくスマホに替えました。
遅いでしょう〜〜〜。

でも、これまでガラケーでも全く不自由していませんでした。
ガラケーを持つ友達に会うと「これで問題ないよね!」と
話していた私ですが、色々な理由があり買い換えました。
ガラケー友達よ、裏切ってごめん(笑)!

とにかく操作になれず、格闘しております。
これは車の中で、自撮り練習↓。


昨日はクラヴィコードを自分の車に乗せて、山野辺さんに
お返しに行っていました。
















2016/11/16

東大での演奏会

今月、東京大学で演奏いたします。
リコーダーの向江昭雅さんとのデュエットです。

「リコーダーとチェンバロによる17世紀、18世紀の名曲選」

◼︎プログラム
チーマ、カステッロ、フレスコバルディ、フォンターナのソナタ
A.スカルラッティ、D.スカルラッティ、テレマンなど

17世紀の作品は演奏するチャンスが滅多にないので
今からわくわくしています。
即興的で、歌心に満ちた世界です。



日時:11月30日(水)18:45 開演
場所:東京大学教養学部
コミュニケーションプラザ北館2階 音楽実習室


◼︎東京大学の学生、学職員、駒場友の会会員・会友限定
◼︎入場無料 120名

  一般の方の申し込み:東大教養学部ホームページ
 http://www.c.u-tokyo.ac.jp/の「父母の方」の箇所より
「駒場友の会」会員か会友に入会後、下記のメールアドレス宛
お申し込みください。
 
             tomonokai@post.c.u.-tokyo.ac.jp

            

2016/11/12

リラックス週間

リサイタルが終わったので、今週は息抜きしました。
昨日は息子とレゴ遊び。
駅と電車です。


実はゴールドベルクが終わった日の夜、母に電話すると、息子がまたもや40度の熱を出していたことが判明しました(10/15に続き、本番の日は連続2回目!)。母親が緊張感のある生活をしていると、こどもにも影響あるのかな〜と思い、ちょっと罪悪感も感じてしまいました。普段の生活ペースは崩さずに暮らしていたつもりなのですが。。

きっと世の中の働くお母さんたちは、少なからずこうやって、仕事と家庭のバランスをとる難しさを感じつつ過ごしていると思います。




それにしても、本番の日に私を支えてくれていた家族には感謝です。音楽家は家族にサポートしてもらわないとやっていけないなとつくづく思いました。

今週は久しぶりに水泳もできたし、友達とのランチもできて、だいぶリフレッシュできました。でもまだ肩こりと頭痛が残っているので、来週はヨガにもチャレンジしてみます!


2016/11/07

終わりました〜!

ゴルドベルクのリサイタル、無事に終了しました〜〜〜!!
大曲を弾き終えて、とにかくほっとしております。

写真をまずは数枚載せます。



着物風ドレス。帯はチェンバロの金色とよく合っていたと
ご好評いただきました。山田百里恵さん作。


今回のリサイタルは精神的にも技術面でも鍛えられました。奇跡でも起こらない限り、ノーミスでは絶対に弾けない第1変奏、第20変奏、26変奏は、正直言って本当に怖かったです。でも、音楽的に妥協してテンポをゆっくりにしたくなかったし、様々な葛藤を抱えながら自分の解釈を決めました。

そうそう、終演後にお客様からうれしい感想をいただきました。「年に何回か名演奏を聴けますが、生きていてよかったとしみじみ思えたのは何年かぶりです」とか「深く感動しました」「最後のアリアで涙がでました」とか。思い切ってゴルドベルクに取り組んでよかったです。


打ち上げにて。画家の山田和明さんも来てくださいました!



メイクの澤木さんと、衣装デザイナーの山田さん。(山田さんは黒柳徹子さんのドレスを作られる方、澤木さんは早見優さんのスタイリストさんです!)本番前の支度を手伝っていただきました。


後日、また写真を追加します。

今の私の体は、肩こりと頭痛でひどいのでアフターケアが必要そう。
明日整体にいってきます。







2016/11/04

完売御礼

明日のリサイタル、お陰様でチケットは完売となりました!
ありがとうございます。




ゴールドベルク日記13 反動

今日は4、5時間練習しました。そうしたら夜になって頭がパンクしそうになり、急にテレビが見たくなりました。普段はあまりテレビを見ない私ですが、「モニタリング」という人間観察の番組を見たら、可笑しくって。大爆笑しました。バッハみたいな緻密な作品に集中すると、反動でおバカ番組が必要になるようです(笑)。

今日は写真はナシでーす。おやすみなさい。









2016/11/02

ゴールドベルク日記 12

いよいよ3日後に本番となりました。緊張感が高まってきました💦もうここまできたら逃げられません。(いや、コンサートから逃げるつもりはないですが、等身大の自分で勝負するしかないので、そんな気持ちにもなります。)

いま気をつけていることは、体調を整えるためにバランス良く食べること。朝からビタミンを摂るようにしています。普段はこんなに買い込まないんですけれど。


スポーツ選手は朝からバナナを食べるっていいますよね。すぐにエネルギーになるそうなので、練習前に私も食べています。あとは指の怪我をしないのが大事。生姜を擦りおろす時とか、包丁を持つ時、うっかりがないよう気をつけてます。

                 *  *  *

今日は改めて、通し稽古をしました。緻密な曲なので、明日も明後日も気が抜けないです。
ゆっくり、ていねいに練習します。もしかしたらもうブログは更新できないかもしれませんが、コンサートにきてくださる方は会場でお会いしましょう♪2年ぶりのリサイタルなので、なんだか祈るような気持ちです。




2016/10/30

秋の札幌

札幌へ行ってきました。
2泊3日の駆け足演奏旅行です。
詳細は後日ゆっくり書き足すと思いますが、まずは写真を。

秋の北大キャンパスです。美しいイチョウ並木。
観光に来ている方がたくさんいました。



ポプラ並木。




ポプラ・チェンバロ。5年ぶりの再会です。

28日。場所はオーベルジュ・ド・リル札幌。
北海道医師会の長瀬 清会長からお招き頂き、演奏してきました。



29日。リニューアルオープンした北大総合博物館にて。
ポプラチェンバロ10周年記念イベントをしてきました。




左から横田誠三さん(チェンバロ製作家)、私、藤田正一先生、
藤井健吉さん、小俣友輝さん。


北大は私の憧れであり、またエネルギーをもらえる場所です。
広大なキャンパスは心豊かに過ごせそうだし、
クラーク博士の「Boys, be Ambitious!  少年よ、大志を抱け」
の言葉を胸に刻んでいる方が多いからです。
改めて、素晴らしい言葉ですね!

クラーク像。

北大の歴史を語り継ぐ藤田正一先生からは、私はいつも
多くのことを学びます。祖先・大島正健にも感謝。


東京は少し暖かいかと思いきや、
羽田に降り立った瞬間、こちらも寒くてびっくりでした。

写真には撮りきれませんでしたが、多くの方との再会があり
良い機会となりました。








2016/10/26

秋ですね



気が付いたら、庭のヤマボウシがすくすく育ち
赤い実を付けていました。


こんなに真っ青な空は、久しぶり。
秋を感じます。

ゴールドベルク日記は少々止まってしまいすみません。
プログラムノートの執筆、ドレスの仮縫いなどで
必死でした。超忙しい毎日です。

でも頭の中では、毎日いろんな変奏曲が鳴り響いていて
ゆっくりした楽章をどんなテンポで弾くのがベストか
歩きながら確認したり、夜中にクラヴィコードを
弾いてます。あと10日、元気で乗り切らなくては。
リサイタルの残券は僅かです!


とりあえず、明日の朝札幌へ向かいます。
寒そうなので、暖かくしていきます(^ ^)
札幌では「牧場のメドレー」など楽しい曲も披露します。








2016/10/23

札幌へ

まもなく札幌へ行くので、改めてこの本を眺めています。


2004年9月8日に起きた、北海道での台風18号。
もう12年も前のことなんですね。

キャンパス内で倒れた木々の無残な様子が写真に
残されています。

この木から生まれたチェンバロを久しぶりに演奏しに行きます。
色々な方と再会と出会い、そして感動がありそうです。
北大(札幌農学校)で学んだ祖先の顔も浮かびます。

北大の寮歌「都ぞ弥生」も準備中。
楽しみです!








2016/10/21

ゴールドベルク日記 11. ドレス製作中


ドレスの仮縫いに行ってきました。


スカートの部分、少しだけお見せします!

                  

            

2016/10/17

ゴールドベルク日記⑩ 安養院でのコンサート

板橋区にある、安養院でゴールドベルクのリサイタルをしてまいりました。最近新しく建てられた瑠璃光堂という素晴らしい音響をもったホールです。お檀家様のためのクローズドコンサートでした。背景がゴージャスでした✨



さて、ゴールドベルクを通して見てわかったことは、全曲演奏はとてつもなく体力と集中力が必要ということ!本番が始まった時、指がぶるっとしましたが、でも徐々に楽しむこともできました。この曲を弾くには、たくさん食べて、栄養をつけないといけない。とくにお魚よりもお肉が必要かな(笑)。あと、集中力が上がる食べ物って何かしらね〜。

それから、バッハの「ト長調」に対するこだわりが見えてきました。ゴールドベルクって曲の9割がト長調なんです。他の調性や転調があれば、もっとバッハの別の面が見えますが、それはさて置き、この曲は「変奏曲」という「形」を楽しむ遊びだな、とつくづく思いました。
           
お庭で。この巻きスカートは先日ドイツで買ってきたもの(インド綿)。ジル・スチュアートのブラウスを組み合わせてみました。

そして鮮やかなお花もいただきました。早速飾っています。

           

ご住職様の平井氏と。開演前には住職様によるアリアの解説があり、また映像の中で使われた「ゴールドベルク」のシーンもスクリーンで紹介もありました。

          
私の音楽で楽しんで頂ける方がいたら、こんなに嬉しいことはないです。





2016/10/14

ゴールドベルク日記⑨ 前夜に

 明日、安養院で初めてゴールドベルクを演奏します(クローズドコンサートですが)。大曲なのでドキドキ。不安と楽しみの入り混じったような心境です。
     


 通し練習が終わり、体調を整えて明日に臨みたいところですが、困ったことに先ほど息子が発熱。40度の熱でうなされています(ー ー;). こういう時は家族の助けが必須。家族はコンサートに来れないなーー。








2016/10/11

ゴールドベルク日記⑧

寒くなってきましたね!
昨日はおでんを煮込みました。
私、卵とこんにゃくが大好き。


連休中は友達にベビシッターを頼んで、練習していました。

さて、ゴールドベルクの最初の本番まであと4日です。
まだ2段鍵盤の上下を左右の手、どちらで弾くか迷っている
ところがあります。なんとか決めなくては。

今日もがんばります。






2016/10/07

ゴールドベルク日記⑦

風邪が回復しました〜。(ほっ)。
少し、練習疲れがあったかもしれません。
リサイタル前はどうも息が上がってしまうのですが、
落ち着けということなのでしょう。



最近の練習のお伴はこれ。エディロールです。


自分の演奏を聴くのって一番嫌な作業だけど、これが
一番勉強になります。
昨日書き込んだ言葉↓。


カノンの曲を音楽的にまとめるのは、他の曲に比べて難しい。

なんとかせねば↓
どういう解釈にするかもう一度考えよ!
という意味です。

一方、弾くのが楽しくなってきた変奏曲も増えてきました。

これはトリルの中に、軽やかに蝶々が舞うように、
演奏できたらいいな〜と思っています。




2016/10/05

発熱

周りに風邪をひいている人が増えてきたなー、と思っていたら
今日は自分が風邪をひいてしまいました。喉も痛いし、熱は37.4ほど。

昨日必死にうがいしたんだけどなぁ。。



思い切って今日はゆっくり過ごしました。
明日から復活したいです!





2016/10/04

ポプラチェンバロ10周年

10月の終わりに札幌に行きます!


ひとつは医師会のクローズドコンサートでの演奏、
もうひとつはポプラチェンバロの10周年記念です。
(北海道大学総合博物館 10:30スタート、入場無料です)

5年ぶりの札幌楽しみです。


2016/10/01

ゴールドベルク日記⑥

  この数日間大忙しで、更新が止まっていました。
  今日はチェンバロの調整日。
調律の梅岡俊彦さんが朝から来てくださいました。


今回は大掛かりの調整をお願いしています。リサイタルに向けて、爪(デルリン)を全交換しています!(全部で約130個)爪は消耗品なので、折れるたびに自分で取り替えて来ましたが、少しずつ部品にヒビが入ったり、爪にばらつきが出ていました。今回は音色とタッチを変えてみたかったので、部品を直接アメリカの製作家(ヒル氏)から取り寄せました。


爪の削り方を変えるだけで、楽器から引き出せる音が変わるのです。K・ヒル氏からは貴重な指示を得ました。「爪を削るときは均一な音を作らないようにすることが大事です。さもないと、演奏家が自分の楽器の音を聴きながら退屈してしまい、脳が眠りに入ります。そして、ミスをたくさんするようになります。だから調律師さんは演奏家の脳が起きていられるように、面白く、自然で不均等(inegal)な音色をつくるようにしてください」と書いてありました。いやはや・・すごいお言葉でした。梅岡さんも驚かれていました。



作業中の工具。長時間、梅岡さんありがとうございました。
お陰様で、伸びのある、艶やかな音が出るようになりました。
リサイタルまでこのまま弾きこみます。

* * *

それから、昨日は曽根麻矢子さんがレッスンしに家まで来てくださいました。私の尊敬する麻矢子さん、さすがにゴールドベルクを長年勉強されていることもあり、貴重なアドヴァイスを頂きました。実は、私がチェンバロでゴールドベルクを初めて聴き、感動したのはそれこそ曽根麻矢子さんのデビューリサイタル(ゴールドベルク)だったのです。当時高校生だった私は、そこで衝撃を受け演奏家を目指し始めたのでした。レッスンのあとは車で駅までお送りしました。


そして、夕方からはドレスの仮縫いで表参道へ。ドレスを作るのは久しぶり。今回は山田百里恵さんというデザイナーの方にお願いしています。「あなた、意見がはっきりしていて、作りやすいわ!」とお褒めの言葉を頂戴しました。ドレスを作りに来る花嫁さんなどは、よくドレスを試着するだけで舞い上がってしまうそうです。。普段の洋服を選ぶときなども、よく店員さんに「見てるところが違いますねー」と言われる私。背が小さいとか、腕が太いとか(笑)自分の欠点をそれなりに分かっているのかもしれません。ともあれ、ファッションのことを考えるのは楽しいですねー。















2016/09/28

ゴールドベルク日記⑤3の倍数は

頭が疲れたので、ちょっと休憩タイムです。


これは第9変奏の楽譜。
「3度のカノン」とあります。


「カノン」って知っていますか?
右手の声部が緻密に追いかけっこをしているのです。
これは3度のカノンなので、ピンクのラインが先行し、
緑のラインが3度下をぴったりと追っかけます。

複雑なので、聴いている方が、最後までこれを
耳で追いかけるのは難しいかもしれません。
(いや、追いかける必要はないのかも。)

私自身でさえも一瞬わからなくなるのです!
そういう時は頭を整理します。

ちなみに3の倍数はすべてカノンです。

第3変奏=1度のカノン
第6変奏=2度のカノン
第9変奏=3度のカノン
第12変奏=4度のカノン
第15変奏=5度のカノン
第18変奏=6度のカノン
第21変奏=7度のカノン
第24変奏=8度のカノン
第27変奏=9度のカノン

これで、音楽的にも完成度の高い作品を作っているの
だからバッハはすごい。彼のニヤリとした顔が浮かびますね。

悔しい(笑)!







2016/09/26

ゴールドベルク日記④


今日の休憩タイムは紅茶で。


さて、今日は冒頭のアリアを練習しました。
この曲は13年前に一度録音しましたが、久しぶりに楽譜を出して
復習です。前打音の入れ方を変えてみたり、
不協和音から協和音へ戻るタイミングをよく聴いてみたり。
いろんな弾き方を試してみました。

(クリックで大きくなります)


アリアは旋律が綺麗なので、高音部(右手)に耳が行きがちですが、
大事なのは左手のバスなんです。(ピンクの線のところです)
この和声進行がもとになって、30の変奏曲が展開されていきます。
前半&後半とも16小節構成なので、どの変奏曲も32小節でできていますよ。

*  *  *

そういえば、最近チェンバロをみたらこんなものが置かれていました。
誰ですかっ!!


子供は大人とまったく別の世界に生きていますねー。
今日は、近所のお子さんにもレッスンをしてきました。



2016/09/25

チェンバロ発表会

先週、私の門下生発表会がありました。




リコーダーやトラヴェルソ、ヴァイオリンの方も参加してくれて、
アンサンブルも充実しました。
ゲストは懸田貴嗣さん。プロの深い音色にみんなうっとりでした。

チェンバロのソロはもちろん、それぞれに楽しんでいました。
打ち上げは毎年最高です🎶

ビール、みんな美味しそうでした。


2016/09/23

ゴールドベルク日記③

日記①で私が26変奏は大好きだと書きましたが

楽譜をよく見たら、右手と左手の拍子が違っていました

上の段は18/16, 下の段は3/4 です。


一小節に入る時間の長さは一緒ですが、右手と左手の感じ方が
全然違うということなのです。これはちゃんと意識しなくてはね。

楽譜を全部見てみましたが、左右で違う拍子の
変奏はこの曲だけでした。


そして弾きにくい〜。
冒頭はこんな感じ。

4小節目で通常ポジションに戻る。ここまでできっと数秒です。
でもこの数秒のクロスがつらい。


このヴァリエーション、
駆け抜けるように、爽やかに弾ききるのが目標です。

そういえば昨日ファンの方からメッセージがあって
群馬の太田市に「金山=かなやま」という場所が
あるそうです。「きんざん変奏曲」より、「かなやま変奏曲」
のほうが響きがよさそうですね。