2016/06/21

フライブルク旅行記

6月13~19日までドイツのフライブルクへ行ってきました!1998年から2002年まで、4年間過ごしていた街なので、私の第二の故郷です。現地に到着して、翌朝すぐにHochschule für Musik に直行、恩師であるロバート・ヒル先生に会いに行きました。


これはMusikhochschule Freiburg
(フライブルク音大)

学校のエントランス。



これはクラスのレッスン風景。
(彼が弾いているのはフォルテピアノ)


相変わらずインターナショナルなクラスでした。先生はアメリカ人
なのでレッスンでは、英語もドイツ語も両方飛び交います。


中央がRobert Hill 先生です。10年たってもご健在。
日本から留学中の藤田夏未ちゃんも元気でした!



先生との事前のメールのやり取りで「Makikoが来るのは大歓迎。レッスンは好きなだけ聴講していっていいよ」と了解を頂いていたので、2日間のレッスンをびっしり聴いてきました。レッスンは集中的に行われ、初日11:00-19:00 、翌日8:30-18:00とほとんど休憩なしなので、私も頭をフル回転でした。久々にドイツ語も英語も浴びるように聴いて、懐かしかったです。それより、先生のエネルギッシュなパワーに圧倒されました!

思い返してみると、留学していた頃は「わたし、演奏家としてどうやって生きていこう。不安だな。。とにかくコンクールで賞をとって自信をつけて日本に帰らなければ!」と演奏技術を磨くことだけに精一杯でしたが、今回は少し違いました。私も40代になり、自分がチェンバロを指導する機会も多いので、教育者としての先生のレッスンもとても興味深かったし、芸術家としてどう幅を広げていくか、など以前と違った視点で物事を見ることができました。それから先生に「ゴールドベルク変奏曲を秋に演奏する」ということを話したら「特別練習方法を教えてあげる!」とのことでアドバイスもいただきました。信頼する恩師がお元気なのは、嬉しいことです。ここには書ききれないけれど、よい影響を受けた濃い2日間でした。



レッスン室の窓から広がる風景。いつもこの景色をみながら
練習していました。Schwartzwaldの深い緑に囲まれています。


  ところで、写真をたくさん撮ってきたので載せます。

ブレッツェルと黒パン。


ハムもチーズも美味しい♡



フルート・トラヴェルソの木下恵子ちゃん、ヴァイオリン&ヴィオラ
奏者の朝吹園子ちゃんがバーゼルから遊びに来てくれました。
3人でランチ。


これは確か、シュペッツェルというパスタみたいなもの。



フライブルクは小さな町で、可愛いお店がたくさん。




市電(Strassen Bahn)


Martinstor.




市電とMartinstorは私のCD『チェンバロおもちゃ箱』のジャケット
デザインにも描いていただいています↓


皆さん、気付いていましたか?
(デザイン:山田和明さん)



続いて街中の風景。窓がかわいい。




スーパーは巨大。りんごの種類の豊富なこと。
下はハム売り場。ハムだけでこんなに種類が!







ちょっとした小道もおしゃれです。


ミュンスター。



これはかつて私が住んでいたアパート↑
懐かしいので、行ってみました。

今回泊まったホテル↓。


ALTEBAU(古い建物)なので、床がギシギシいいますが、
なんだか素敵。よく見ると階段が傾いていました・・笑。




そして最終日はフランクフルトへ移動。
チェンバロ奏者の沖津聡子ちゃんとそのご家族と会いました。



旦那さんのwolfgangが車を出してくれて、ケーキを食べに行ったり
空港まで送ってくれました。


最後に・・今回の旅行を理解して、送り出してくれた
私の家族に大感謝です。
息子もお留守番がんばりました〜。


駆け足でドイツ旅行記でした!